午前中だけで一日の達成感を得る仕事術【お仕事お役立ちTips】

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午前中だけで一日の達成感を得る仕事術【お仕事お役立ちTips】

 

一日中デスクワークをハードにこなすことで「今日も目一杯仕事した」と達成感を得る経営者様には向かないのですが、
「一日の数時間で達成感を得たい」という方にお勧めな仕事術です。

「パレートの法則」を聞いたことがある方も多いと思います。
念のため簡単に説明しますと、経済学者のヴィルフレド・パレート氏が提唱した
「物事を構成する要素が全体に占める割合はかたよりがあり、
複数要素のうち一部で全量の大部分の割合が占められている」という考えです。

これを具体的なビジネスに落とすと
商品の売上の8割は、全商品のうち2割の銘柄が生み出している。
企業の売上の8割は、全体の2割の顧客が生み出している。
企業の売上の8割は、全従業員のうちの2割の従業員で生み出している。
ということですが、この中でも私がピンと来たのは、これです。

仕事の成果の8割は、費やした時間全体の2割の時間で生み出している。

これを私は「一日のデスクワークの2割で、その日のデスクワークの8割を集中させてしまうとしてみました。

例をあげてみます。
その日にやらなければいけないデスクワークを何時間かかるかも含めてピックアップします。
優先順位も付けます。
8時から20時までデスクワークするとします。
12時間ですから、その2割は2.4時間です。
その2.4時間に優先順位の高いデスクワークをこなします。
2.4時間でその日の重要なデスクワークの8割を終わらせてしまうイメージです。

ここでさすがに2.4時間では8割は終わらないので、午前中の4時間で8割を終わらせます。
後回しにできることは全部午後に回します。
午後は8時間でその日の2割をやればいいので、ゆとりができます。
ゆとりがあるので、不思議とだらだらやらずにタスクをちゃんとこなせたりします。

このやり方で一番良いこと(私はですが)は、午前中で8割をやらないといけないので
やらなくてもいい仕事・タスクを洗い出せて、無駄がなくなったことでした。

もちろん「午前中だけ集中なんて悠長なことは言ってられない」という方も多いと思います。
が宜しければ試してみてください。意外と何とかなるものです。

すごく簡単にまとめますと、

『午前中の4時間でその日の仕事を8割終わらせてしまう』という仕事術です。

私も実践中ですので、またご報告します。

 

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