できれば聞きたくないコミュニケーションの真実05【ビジネスコミュニケーション】

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できれば聞きたくないコミュニケーションの真実05

サイトをオープンしてもバンバン売れたり問い合わせが入ることはない。

新型コロナの影響で、これまでの営業形態を変えようという目的でサイトオープンなどのIT化が進んでいます。

例えば分かりやすいところでいえば

  • 対面販売 → ECサイトでの販売事業の開始
  • 飲食店さんのご来店での提供 → テイクアウト告知サイト
  • リモートワークでサイトやSNS閲覧が増える期待 → 自社サイトやSNSのリニューアルや新規開設

などです。

実際のところ、私の回りの経営者さまもこういった方が多いのです。
コロナで落ち込んだ売上を取り戻そうであるとか、
問い合せ数を増やしたいという期待からです。

なのですが、すぐに次の課題に悩まれて、場合によっては大きく失望したりもします。

上に書いていますとおりに、サイトやSNSのリニューアルや新規開設も目的は、
売上アップや問い合わせのアップです。
しかしながら、それらの作業はそれなりに労力がかかりますので、
まずは「できた」というところで喜んでしまいます。
(それはそれで大事なことなのですが…)
製作が完了したという達成感から、本来の目的を忘れてしまいがちな訳です。

これが、問題点のその1です。

問題点の2つ目は、オープンすればバンバン閲覧されると勘違いしているということ。
正直に言わせていただくと、世の中にはサイトもSNSのアカウントもごまんとあります。
似たようなサービスや商品もごまんとあります。
その中から検索してもらって閲覧してもらうのは、
極めて難易度が高いと言わざるをえません。

サイトやSNSを制作して「さあ完成しました。皆さんサイトに(アカウントに)来てください」
と何もしないで待っているだけでは、ほとんど何も起こりません。

つまり、コミュニケーションは何も起き始めないに等しいということになります。

待っているだけではコミュニケーションが始まりませんので、
こちらからコミュニケーションのきっかけを発信するしかありません。

ECサイトの構築、HPやLPの作成などは、無料のツールを使えば、
デザイン会社に頼まなくても自分でもかなりきれいなものが作れますし、
SNSアカウントの作成などは基本的には無料です。

もちろん、閲覧していただくためにきれいで見栄えの良いものを作成するのは必要ですが、
目的はそこではなくて「実際に見てもらう」ことであることを忘れないでください。

 

 

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